「みつまた」って何?

ジンチョウゲ科の背の低い木で、枝が3本ずつに分かれているところから、三椏または三又(みつまた)と呼れ、その皮の部分が日本紙幣(1万円札)の原材料として、国立印刷局へ納品されます。また、和紙の原材料にもなり、私達の生活にとって身近な植物です。ネパールをはじめヒマラヤ連峰が原産地で、日本では四国・中国地方を中心に栽培されています。

私達の生活に身近な植物

日本紙幣(1万円札)の原材料の一部として使用される以外に、みつまたは繊維が強いため和紙・証券類・紙製品の雑貨としても活用されています。また、皮を剥いだ幹の部分を有効活用してフラワーアレンジメントやいけばなの花材としても人気の原材料です。みつまたは廃棄する部分がなく全て活用できる可能性を秘めた植物です。

みつまた=1万円札の原材料

みつまたの成分の一部が害虫・野生鳥獣被害対策になると注目されています。特に虫による食害が少ないため、大昔の書物にはみつまたが使用されていました。また、鳥獣被害対策の中でも鹿には有効であるいう研究結果が出ています。

局納みつまたが出来るまで

 

1.苗植え
3月に苗を植えます

2.刈り取り
3年以上成長した原木を刈り取ります

3.蒸し
皮むき作業をスムーズにするために蒸します

4.黒皮作業
皮をむきます

5. 白皮作業
表面の黒皮部分を削り落とします

6.梱包
国立印刷局へ納品(1万円札)

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